
日林山(イルリムサン)は、熊峙面と会泉面の間にある山として高さ664m、約100万坪に達するツツジ郡落と宝城川の発源である龍湫渓谷がある。 二つの大きい渓谷があるこの山は山頂の下に湿地帯を形成してその中から吹き出る水が岩盤に沿ってまるで竜が天に昇るように曲がりくねって流れる様子が壮観をなす。渓谷の間に植栽されたスギが吹き出す独特な香りが逸品であり、毎年5月初になると山全体を赤く染めるツツジ郡落の前で日林山ツツジ祭りが開かれる。
山の8分稜線に形成された膝の高さ程度のスズタケ畑と頂上付近のススキ原が壮観をなす。頂上から眺める展望が非常に美しいが、北西側に獅子山から帝岩山まで広がった湖南正脈をはじめて長興郡の天冠山と遠くは無等山まで見え渡る。また、南東側の山の下には得粮湾の栗浦海水浴場を経て長興郡の安良面海岸まで続く海岸道路と宝城湾一帯がパノラマのように広がる。
登山道は比較的に単調なほうであり、普通は会泉面と熊峙面の境界になる一寸(ハンチ)峠から始まって下山は日林山を経て東側に下りる。山歩き時間は3時間ほどかかる。
宝城郡